デューク・エナジー(DUK)の企業分析・アメリカ最大規模の公益企業

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株価が高く、いまだ購入できていませんが安定した企業なので記事にしました。

 

 

デューク・エナジー(DUK)の概要

デューク・エナジーは1904年にサウスカロライナ州で水力発電所の稼働により設立。

事業の9割が電力インフラ関連ですが、ガスや再生可能エネルギーも展開しています。

 

2011年にプログレス・エナジーを買収した事で全米首位になりました。

ノースカロライナ、サウスカロライナ、フロリダ、インディアナ、オハイオ、ケンタッキーの6州に電力供給を行っています。

 

2014年には関西電力と原子力分野における情報交換協定を結ぶなど、少なからず日本企業と関係があります。

 

2016年には天然ガス大手のピードモントナチュラルガスを買収した事でガス事業も増加傾向にあります。

 

公益事業は安定感はありますが裏を返すと売上を大きく伸ばす事が無いといえます。

となれば顧客規模が物を言う事業であり、DUKは非常に大きな顧客規模で優位性があると考えられます。

主な投資指標

売上と利益

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 売上は非常に安定しています。営業利益率も20%を安定して超えておりさすが電力株といったところでしょうか。

キャッシュフロー

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電力会社なのでインフラ整備、維持に莫大な費用が掛かります。

安定した売上を確保できる一方、コストの圧迫によって手元に残るお金はほとんどありません。

 

今後は天然ガス、風力、太陽光発電に積極的に投資をしていく為、設備費が拡大しますが、営業利益は増益する見込みのようです。

EPS・DPS・配当性向

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1株益(EPS)に1株配(DPS)が拮抗してきており、配当性向も100%近く良くはないです。稼ぎ以上の配当を支払っていることになり、毎年赤字覚悟です。

 

DPS・増配率

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毎年2~4%程度の増配と小さいですが確実に配当を増やしています。

赤字覚悟ですが公益事業という安定事業がなせる業といえるでしょう。

 

将来性

 公益事業は市場とは全く違う株価の動きになります。

相場崩れが発生した際は非常に有力なディフェンシブ株です。

 

借入金や株式発行数の増加によって配当を維持している為、安定して配当を受け取る事が可能となっています。

ただ、不慮の災害(山火事や地震)によって東京電力同様無配になるリスクは否めません。

まとめ

 ディフェンシブ株ですのでポートフォリオに組み入れたい銘柄です。

とはいうものの直近では弱気相場になってきている為、株価が上昇傾向にある為、なかなか手が出せていません。

 

同じ公益事業として面白そうなのはネクステラ・エナジー(NEE)、ドミニオン・エナジー(D)、サザン(SO)、エクセロン(EXC)、AES(AES)と色々ありますが、電力、ガス事業は顧客規模が大きければ大きいほど優位に立てる為、企業分析をしてもなかなか組み入れるまでには至りません。

それぞれクセがある為、そのクセに惚れると購入に至るかもですが。

 

DUKは電力会社とはいえ決して将来安泰ではない為、集中した投資は避けますが、配当利回り次第でポートフォリオにぜひとも組み入れたい銘柄ではあります。