エクソンモービル(XOM)の企業分析・石油メジャー最大の総合エネルギー企業

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エクソンモービル(XOM)へ80.82ドルで35株新規投資開始しました。
原油安が気になりますが今後はどうなるでしょうか。

 

 

エクソンモービル(XOM)の概要

1999年にエクソンがモービルを吸収合併してできた世界最大の石油ガス生産会社

石油・ガスの探査・生産から燃料・化学品の精製・販売まで網羅しています。

 

元をたどるとジョン・ロックフェラーが設立したスタンダード・オイル系列の企業です。ジョン・ロックフェラーは世界の大富豪として名高く知っている人も多いのではないでしょうか。

 

スタンダード・オイルはその後、史上初めて独占禁止法によって1911年に34分社化。

第二次世界大戦から1960年代まで牛耳っていたセブン・シスターズ(国際石油資本)と

1970年代からの石油輸出国機構(OPEC)の台頭と反アメリカ・ヨーロッパンに伴う中東の油田国営化からの石油支配の終了まで歴史的にも影響が大きいのは間違いありません。世界は石油で動いているとはよく言ったものです。

 

そのような歴史的背景からもリスクマネジメントには注力しているようです。

 

ちなみにセブン・シスターズは以下になります。

・スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー(後のエクソン)

・スタンダード・オイル・オブ・ニューヨーク(後のモービル)

・スタンダード・オイル・オブ・カリフォルニア(後のシェブロン)

・ロイヤル・ダッチ・シェル

・アングロペルシャ石油会社(後のBP)

・ガルフ石油(後のシェブロンで一部BPへ)

・テキサコ(後のシェブロン)

 

名前変わったり合併したりしただけで系列はおんなじですね。

 

活動範囲は元々北米とヨーロッパだけでしたが、合併によりアジア、中東、南米、アフリカなど世界中を担う会社になります。

主な投資指標

売上と利益

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売上は2016年から回復基調です。莫大な設備費やリスク管理によって利益率は少ないようにも見えますがエネルギーセクターとしては最大です。

キャッシュフロー

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投資CFがかさんでいますがフリーCFも年々改善してきています。

ただし、今年以降設備投資を増やす計画ですので過度な期待はやめましょう。

EPS・DPS・配当性向

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 原油安さえなければ安定しています、原油価格ありきなのは仕方ありません。

配当性向も66%と落ち着いています。

DPS・増配率

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XOMは36年連続増配実績がある為、非常に安定しています。

常に原油安を意識した経営を実践してきている為、このような増配が可能なのでしょう。

配当月

配当月は3月、6月、9月、12月になります。

権利落ち日は配当月の前月である2月、5月、8月、11月になります。

 

将来性

石油ガス事業は投資対象国の情勢が改善しつつありますが、依然として不安定です。

その点XOMはリスクマネジメントが行き過ぎているほどに徹底されている企業であり、投資先として安心できるといえます。

 

最近ESG投資(社会的責任投資ともいう)が浸透しつつあるため、環境や社会、企業統治に配慮する企業にしか投資対象とみなさない考えもあります。

 

これによりCO2を排出する事で環境配慮が無いとして投資対象から外されていたりします。

成熟した先進国がずっと化石燃料に依存する事はよくありませんが、先進国に至らない国ではまだまだ使ってもいいと思っています。

その分先進国がクリーンな燃料を使用していきバランスを取っていき、上記の国が先進国になったらみんなでクリーンな燃料を使えばいいと思います。

 

話がそれましたが言いたい事はまだまだ化石燃料の需要は当分あるという事ですね。

 

エクソンモービルはさらに石油と天然ガスの大幅な増産に向けて19年度は設備投資300億ドル、20年には330~350億ドルを費やす計画ですのでより効率的な生産により枯渇する事はないでしょう。

まとめ

ESG投資という逆風が浸透しつつある為、今後はより一層厳しくなりそうです。

今年以降設備投資費がかさむ為、どれだけ影響するか逐一確認が必要そうです。

 

徹底したリスクマネジメントによってここまで成長、増配を続けていた為、今後も動向を見守りつつ企業分析を進めたいと思います。

 

エネルギーセクターの中でも歴史がありすぎて「石油の帝国」という本が出るくらいですから、まだまだ勉強の余地は有り余るほどの面白い企業だと思います。

 

余談ですが自動車部品の開発に携わっており、エクソンモービルケミカルの合成樹脂など用いている為、身近に感じています。やはり、身近なものを作る企業への投資はわかりやすいですね。